菊花賞2017の予想
菊花賞が行われるので、その予想を書きたいと思います。ここ近年の京都長距離GⅠはスタミナがあまり重要視されず、スピードも必要(天皇賞春はその傾向が強い)とされるのですが、今年の場合は天気から道悪になる公算が高いと思います。なのでスタミナが必要とされるレースになりそうです。
菊花賞2017の予想
◎ サトノクロニクル
〇 ベストアプローチ
▲ ダンビュライト
△ クリンチャー
△ ウインガナドル
△ マイネルヴンシュ
△ トリコロールブルー
△ ミッキースワロー
△ キセキ
菊花賞はここ近年では父か母父がロベルト系が馬券になっています。サトノクロニクルは母父インティカブがロベルト系で、母父の産駒にエリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーがいます。なので京都コースは良い血統でしょうね。
兄のサトノラーゼンは菊花賞で5着でしたが、こちらはハーツクライに替わり、ハーツ自身に京都長距離GⅠに強いトニービンを内包しています。スタミナもあると思うので本命とします。
混戦のレースだと思うので、対抗以下の序列は少し考えましたが、道悪になればベストアプローチが浮上する可能性があると見ます。
父はガリレオ直仔のニューアプローチで、完全な欧州血統は良馬場では厳しいと思いますが、タフな馬場になればスピード不足を露呈することなくやれるんじゃないかと思います。
3番手はダンビュライトですが、近親に菊花賞3着のリアファルとエリザベス女王杯を勝ったマリアライトがいるので京都コースはいいと思いますし、ルーラーシップの仔ですから道悪もいいでしょうね。
母父がロベルト系のブライアンズタイムと言うことでクリンチャーですが、セントライト記念は大幅馬体増が影響したのは間違いないと思うので、馬体が絞れれば面白そうですが。
あとは道悪のステイゴールド産駒ということでステゴ産駒の3頭。ミッキースワローはセントライト記念が完勝すぎたので本質的には中距離がいいのでは。キセキは祖母がロンドンブリッジなので、道悪になるとさらに距離不安が出て来そうです。アルアインは人気馬では評価を下げました。
菊花賞の予想総括
どんな馬場であろうと、ロベルト系と菊花賞の相性を考えるとサトノクロニクルが有力との見解をとりますが、道悪になれば人気馬は評価を少し下げます。
ダンビュライトを含め、ベストアプローチとステイゴールド産駒などが道悪で浮上する可能性はあるとの予想ですが、今年の菊花賞は結構混戦だと思います。