武豊騎手の本 勝負師の極意についてのレビュー
昨日ですが、東京競馬場で重賞の東京新聞杯が行われて、武豊騎手騎乗のリスグラシューが勝利しました。この勝利には武豊騎手の絶妙なタイミングでの仕掛けが良かったと思うのですが、今年49歳になる武豊騎手は今年いいペースで勝利を重ねています。
武豊騎手は日本競馬を代表するジョッキーですから、その思考に興味があったので、武豊騎手が著書の本を数年前に購入したんです。
タイトルは勝負師の極意です。
今回は競馬ファンにもビジネスや人生にも役に立ちそうな武豊騎手の本について書いてみたいと思います。
勝負師の極意を読んでみての感想
この本は週刊誌の連載に加筆したものを載せているのですが、内容としてはまずは3つに分けられます。
・勝負師の極意 前編
・勝負師の極意 後編
私は特別対談はあまり読んでいないのですが、勝負師の極意は前編、後編共に良く読んだと思います。実際に武豊騎手が体験したレース、特に勝利したレースから得た経験を主に書いています。
オグリキャップやディープインパクト、ダービーに勝利したキズナなどの話も出てくるほか、ランニングゲイルに騎乗して早めロングスパートで制した弥生賞の話や、大接戦を制した2001年のエリザベス女王杯のトゥザヴィクトリーの話などについても触れています。
競馬が好きで、武豊騎手が好きな私としては、あのレースの裏側や、武豊騎手の心境などがこの本で知ることが出来るのでいい本だと思っています。
多くの人に参考になるような内容
この本に関しては競馬ファンや武豊ファンに向けてだけではなく、自己啓発本のような意味合いもあると思います。だからこの本を読めばモチベーションが上がると思いますし、実際にやる気も出たりします。
武豊騎手は近い将来、前人未到のJRA通算4000勝を達成するでしょう。これだけの勝ち鞍を積み重ねてきたのも、自身のメンタルやマインドがしっかりしているからだと思います。
スポーツの世界でもメンタルは重要視されていて、個人的にもビジネスや人生においてもメンタルは重要だと思っています。この本を読めば勝者のメンタリティーを学ぶことが出来ると思うので、素晴らしいい本ですね。
さいごに
実際のタイトルと本の内容は一致している部分もありますし、武豊ファンや競馬ファンだけでなく、ビジネス書を探している人にも参考になるような内容ではないかと思います。