【書評】頭の回転数を上げる45の方法についてのレビュー
公開日 2018年2月11日 更新日 2018年5月22日
こんな私でも頭の回転を上げる方法について考えたり、調べたりはしているのです。色々なことをインプットするために読書も定期的にしているのですが、今月初めに気になった本を購入して実際に完読しました。
- 作者: 久保憂希也,芝本秀徳
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: Kindle版
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頭の回転数を上げる45の方法という本は5年ほど前に発売されたタイトルなのですが、他にもレビューをしている記事はありました。
Amazonではレビュー数は多くはないのですが、この本は興味深く、良作な本だと思います。頭の回転を上げたいと思って何か始めたいという人に合っているのはないかと思いますね。
頭の回転数を上げる45の方法についての感想
書いてある内容は専門的な用語もあるので、簡単には理解できないこともあるのですが、何度か読み直すことによって理解出来てくるのではないかと思います。
タイトル通りに、当たり前ですが頭を上げる方法が45通りあるのですが、この本では「守破離」という、ものごとに通じていく過程を表した言葉も持ちいて説明しています。ちなみに「守破離」という言葉は元々は茶道の世界で言われ始めた言葉みたいです。
さらに本に書いてある45の方法は
・心構えを知る
・基礎を鍛錬する
・問題に取り組む
・先を読む
・作戦を立てる
・常識を疑う
・次元を上げる
・場を読む、人を知る
といった分野にまず分けられています。
この本を書いた久保憂希也氏と芝本秀徳氏は、頭の回転が早い人は「知識やスキルを運用する頭の土台の性能」が優れているという結論から、分野をまたいで機能する、知的運用能力である「素アタマ」を鍛える方法がこの本に書かれています。
本の内容に書かれていることについて、私は日頃からある程度意識していて実践していることも中には書いてあるのですが、そのことについて改めて書いてあったり、またこの本を読んだことで新しい発見もありました。
本の文章ではビジネスの例を用いているので、ビジネスマンの人は理解しやすいのではないかと思います。書いてある内容はビジネスで役に立つものばかりでしょうね。
さいごに
先ほども書いたように、レビュー数は多くないのでベストセラーになっている本ではないと思います。しかし、内容は良く、とても勉強になるような本で、あとはこの本に書かれているように、自分でどれだけアウトプットできるかだと思います。
隠れた良本ではないかと思いますし、頭の回転を上げたいと思っている人には最適な一冊だと思います。
追記 2018年5月22日
「頭の回転数を上げる45の方法」を再編集・改題した本が2018年2月25日に出版されました。こちらの方が400円ほど安くなっています。