武豊騎手の隠れた名勝負5レースを紹介
久々に競馬の記事。私は武豊騎手が好きなのですが、数々のレースに勝利している騎手です。その武豊騎手の名勝負は多いと思いますよ。
ディープインパクトやスペシャルウィーク、それから桜花賞のシャダイカグラなどが評価されていると思いますが、今回は個人的見解による武豊隠れ名勝負というのを勝手に企画して記事にしたいと思います。
こういうレースもあったんだよと言うことを書いていきます。
97年 弥生賞 ランニングゲイル
97年の弥生賞は結構有名だと思います。サイレンススズカがゲートで立ち上がってスタートが遅れたこともありますが、やはりランニングゲイルの3コーナー手前からの大マクリで勝利したことも有名ですね。
そしてこの日は関西でマイラーズカップが行われていて、前日にデビューした弟の武幸四郎騎手がオースミタイクーンで初勝利を挙げました。テレビのインタビューで武豊騎手が「恐れ入りました」と言ったのも印象に残っています。
98年 モーリス・ド・ゲスト賞 シーキングザパール
何を隠そう、日本調教馬の海外初GⅠ制覇はシーキングザパール&武豊のモーリス・ド・ゲスト賞です。当時はモーリス・ド・ギース賞とも日本語表記されていました。フランス1300メートルのレースです。
逃げ切り勝ちの競馬だったのですが、次週にはタイキシャトルがジャックル・マロワ賞を制したのですが、シーキングザパールの勝利は日本競馬の快挙でした。このレースはもっと評価されていいのではないでしょうか。
98年 秋華賞 ファレノプシス
ファレノプシスはキズナの姉としてGⅠを3勝しました。桜花賞で石山繁から武豊騎手に乗り替わったのですが、この秋華賞では4コーナーでマクり気味に上がって行って1番人気のエアデジャヴーの進路に入ってフタをした騎乗は称賛されます。
エアデジャヴーの調教師の伊藤正徳氏も「ユタカの腕にやられた」と言ったとか。どういう騎乗だったかは動画などを観てもらうと分かると思います。
01年 エリザベス女王杯 トゥザヴィクトリー
このレースは武豊TVでも取り上げられたレースですが、これまで逃げ、先行の競馬をしていたトゥザヴィクトリーを中段に控えさせて、ゴール前で5頭の接戦を制しての勝利でした。
この時はドバイワールドカップ以来だったトゥザヴィクトリーでしたが、見事にGⅠ初制覇を成し遂げました。ただゴール前で接戦になったのは抜け出した途端にソラを使った(気を抜いた)ようなことも言っていました。
06年 NHKマイルカップ ロジック
これも隠れた好騎乗だと思います。空いた内を突いて、横山典弘騎手が騎乗したファイングレインをゴール前で交わした騎乗は見事だったと思います。ロジック自身はこれで燃え尽きたと思うのですが。
今回は武豊騎手の隠れた名勝負というか名騎乗5つを挙げてみました。本当は動画を載せておくべきだと思うのですが、投稿者の権利やら何やらあると思うので、興味がある人はYoutubeで検索すると出てくると思いますよ。