iPhone 8が売れ続けている理由を分析
公開日 2019年1月31日
日本のスマートフォン売れ筋ランキングではAppleのiPhoneが独占している状態です。BCN+Rのスマートフォン週間売れ筋ランキング(2019年1月21日〜1月27日)では上位10傑をiPhoneが独占していました。
その売れているiPhoneですが、ベスト3は全てiPhone 8 64GBです。au、SoftBank、NTT docomoの順に売れています。
iPhone 8は2017年9月に発売された機種ですが、未だ1番人気を誇っています。なぜiPhone8が1番人気なのか?
スマホはandroidを使用していたり、iPhoneにあまり詳しくはない人もいると思うので、iPhone 8が売れ続けている理由を分析してみたいと思います。
iPhone 8が売れ続けている理由を分析
・ホームボタン・Touch IDがある
2017年11月に発売されたiPhone X、2018年秋に発売されたiPhone XS/XS Max、iPhone XRはFace IDが採用されています。
この顔認識システムが面倒だと感じる人も多くいます。特にマスク着用時では認識しません。僕もiPhone XRを現在所有しているのですが、マスク着用時には不便です。
iPhone 8はホームボタンを備えている機種で、指紋センサーとして「Touch ID」も搭載されています。なのでホームボタンを押せばすぐにホーム画面に戻れます。
iPhone Xからマスクを着用していた状態では画面ロックが解除されないとのレビューもあったでしょうし、Touch IDが便利だと思う人も多かったのでしょう。
Face ID方式のiPhone XRよりもホームボタン式のiPhone 8が売れるのはこう言った理由だと推測されます。
・片手でも操作ができる
iPhone 8の画面は4.7インチで、横幅は67.3mmです。実際に家電量販店や携帯ショップで手に取った方もいるでしょうが、よほど手が小さくない限りは片手で操作できるサイズです。
スマホのサイズは大きくなってきている時代ですが、6.1インチのiPhone XRでは片手操作は成人男性でも少し厳しいですし、6.5インチのiPhone XS Maxは更に厳しいはず。
スマホを片手で操作したい人も多いでしょうから、そういう人にはiPhone 8のサイズは絶妙に近いと思います。
・スペックも十分
端末価格が10万円を超えるiPhone XS/XS Maxはヘビーにスマホを使わない人にはオーバースペックだと思います。なので僕は多くの人はiPhone 8やiPhone XRでも十分だとこのブログでも書いてきました。
iPhone 8はワイヤレス充電、Apple Payにも対応していますし、カメラも綺麗に撮れますし、防水・防塵機能もあるので、普段使いには問題ないと思います。
価格もiPhoneとしては安め
先程も書いたようにiPhone XS/XS Maxは10万円を超える端末価格なので、分割審査に落ちる人もいるでしょう。10万円が一つの目安と言われています。
iPhone 8ですが、64GBのモデルをdocomoで機種変更する場合は、端末価格は88,776円、実質負担金は月額810円で、総額19,440円です。
ちなみにiPhone XRの64GBは通常、端末価格98,496円、実質負担金は月額1,647円で、総額39,528円です。
iPhone 8はiPhone XRより月額800円程安く使えて、2年換算にすると2万円程安く所有することができます。
近年はスマホの価格は高騰していると思われるのですが、iPhone 8は大きなコストをかけずに契約できるiPhoneだと思われます。
iPhone 8が売れ続けている理由 まとめ
家電量販店でもキャンペーンで安く購入できたり、キャッシュバックなどをしているのも要因でしょうし、iPhone 8は未だに売れ続けています。
機能では特にホームボタン式なのが大きいと思います。Touch ID式を好む人にはiPhone 8は評価が高いiPhoneだと思いますし、現時点ではホームボタン式を搭載された最後のiPhoneなので、在庫によりますが、しばらくはiPhone 8が売れ筋ランキングの上位に付けることでしょう。