2018-19シーズンの欧州チャンピオンズリーグ グループステージとDAZN中継の感想
公開日 2018年12月13日
今回は欧州サッカーの記事になりますが、ヨーロッパナンバーワンクラブチームを決める2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグはグループステージが終了しました。
死のグループと呼べる組み合わせはあったものの、強豪クラブの多くは順当にノックアウトステージに進むことができたと思います。
今回は注目されたグループの総括と、今シーズンから中継しているDAZNのチャンピオンズリーグ中継について書きたいと思います。
グループCはパリとリヴァプールが勝ち上がり
「死のグループ」の一つだったグループCはリヴァプール、パリ・サンジェルマン、ナポリ、ツルベナ・ズベズダ(レッドスター)の組み合わせでした。
個人的にはイングランド・プレミアリーグを観ているので、このグループではリヴァプールに注目していて、チャンピオンズリーグ自体もリヴァプール戦はよく観ていました。
ただ、プレミアリーグでは無敗を継続(2018年12月13日現在)しているリヴァプールは、このチャンピオンズリーグの舞台では苦戦をしました。
第2節のナポリとのアウェー戦では敗れ、第3節終了時点では2勝1敗ながら、そこから連敗でした。
第4節のアウェーでのツルベナ・ズベズダ戦では足元をすくわれ、続くパリとのアウェー戦でも敗れました。
第6節のホームでのナポリ戦では勝利がまず絶対条件でしたが、サラーのゴールが決勝点となり、最終的にはナポリよりも上で順位を終えることができました。
結局、第4節でツルベナ・ズベズダがリヴァプールを破ったことでグループ全体が混戦になったと思います。
最終的にはパリが11ポイントを稼いで首位通過となり、9ポイントでリヴァプールとナポリが並びましたが、総得点の差でリヴァプールが2位通過となりました。
グループHはユヴェントスが首位 マンチェスター・Uは2位を確保
グループHはクリスチャーノ・ロナウドを補強したユベントスとマンチェスター・ユナイテッド、バレンシアにヤングボーイズが同居したグループでした。
第3節ではオールド・トラフォードにロナウドが凱旋するゲームとなり、0−1でアウェーのユベントスが勝利しました。
第4節のユベントスホームでも、ユベントスが勝利するのかなと思っていました。ユナイテッドはプレミアリーグでも中々結果が出てなかったですし、第3節の内容を考えればユベントスの勝利が妥当だと思っていました。
しかし、ロナウドのゴールでユベントスが先制しながらも、セットプレー2つでユナイテッドが逆転勝ちをしました。
マンチェスター・ユナイテッドは続く第5節のヤングボーイズ戦でも苦戦をしましたが、終了間際のフェライニのゴールでポイント3を奪い、グループステージ突破を決めました。
プレミアリーグでは他のBIG6から遅れを取っていたユナイテッドですが、何とかノックアウトステージ進出。逆にセリエAでは独走に入ろうとしているユベントスは首位通過で、この先も勝ち上がりそうです。
DAZNの欧州CL中継の感想
今シーズンから3シーズンのチャンピオンズリーグの放映権をDAZNが獲得し、実際にDAZNの中継を私も視聴しました。
DAZNの中継は見逃し配信で翌日に視聴しました。その中継ですが、中継のクオリティ自体は悪くないと思います。先シーズンまで放送していたスカパーとあまり変わらない印象を受けました。
倉敷保雄さんや西岡明彦さん、八塚浩さんといった実況陣は引き続き担当、解説陣も川勝良一さんや粕谷秀樹さん、戸田和幸さんなどはDAZNのチャンピオンズリーグでも担当です。
不満点はやはり見逃し配信でも映像が止まることがたまにあること。試合の途中でも映像が止まり、トップ画面になってしまうことも。
他のコンテンツでも映像が止まることがあるのですが、DAZNの回線具合は前から批判されていました。
中継の内容はやはりコアだと思いますが、回線の問題はまだありますね。
欧州チャンピオンズリーグ グループステージまとめ
厳しいグループに入ったインテルやナポリが勝ち上がれなかったものの、その他の強豪チームは勝ち上がりましたし、2位通過にも強豪チームがいるので、ラウンド16から激しい試合になりそうです。
決勝トーナメントの最初に試合であるラウンド16の組み合わせは12月17日に行われます。来年2月の再会まで時間はありますが、引き続きDAZNの中継で欧州CLを楽しみましょう。